ボカロカルチャーを楽しむ上で頻出する専門用語の意味と、それぞれの役割の違いを整理しておきましょう。
◆ ボカロP(ボカロプロデューサー)
ボカロソフトを使って楽曲を制作・プロデュースし、動画投稿サイト等に公開する作曲家のこと。「プロデューサー」の頭文字である「P」が付けられています。かつてボカロPとして活動していた米津玄師さん(ハチ名義)やAyaseさん(YOASOBI)をはじめ、J-POPの第一線で活躍する音楽家を多数輩出しています。
◆ 歌い手
ボカロPが制作したボカロ曲を、生身の人間としてカバーして歌う(「歌ってみた」動画を投稿する)アーティストのこと。Adoさんやまふまふさんのように、歌い手出身のシンガーがメジャーシーンのトップに躍り出るケースも定着しました。
◆ ボカロ曲の特徴
ボカロ曲には、生身の人間では歌唱が難しい「超高速BPM」「息継ぎ(ブレス)のない長いフレーズ」「極端な高音域」を自在に組み込めるという大きな特徴があります。さらに、メジャーの商業音楽では扱いにくいダークなテーマや内省的な感情をストレートに表現できる自由度の高さが、リスナーの心を強く惹きつけています。