1990年代に軽ハイトワゴンという全く新しいカテゴリーを切り拓き、日本中のファミリー層を熱狂させたワゴンR。その遺伝子は今も確実に脈打っている。全高1,650mm前後の余裕ある天高は、運転席に座った瞬間から開放感をもたらす。
後席の居住性においてはアルトを圧倒する。大人が足を組んでも拳2個分以上の膝元スペースが残る広々とした空間は、長距離移動でも疲労を感じさせない。リアドアの開口角度やシート段差の低さも計算し尽くされており、高齢者や小さな子供の乗り降りに対する配慮が行き届いている。
さらに、リアドア内側に配置されたアンブレラホルダーや、多彩なシートアレンジ機能など、日々の生活に寄り添ったアイデアが満載だ。単なる「移動手段」を超えた「快適な移動空間」としての価値を求めるユーザーに、ワゴンRは確固たる回答を示している。