高校受験生が志望校を絞り込む際、最初に直面するのが「どのコースを選択すべきか」という選択肢の多さです。現在の大谷高校は、明確なターゲット設定のもとで教育課程を3系統に分化させています。
かつて「バタビアコース」として名を馳せた難関選抜の系譜を継ぐのが大谷高校マスターコースです。京大・阪大・神大をはじめとする難関国公立大学現役合格を照準に据え、7時間授業や週末講習、密度の高い添削指導が日常的に展開されます。模試の合格目安となる京都大谷高校偏差値において、マスターコースは65〜67前後を維持しており、公立御三家(堀川・西京・嵯峨野)の併願先として多くの受験生が腕試しに臨む難易度帯です。
続いて、地方国公立大学から関関同立・産近佛龍まで幅広い選択肢を視野に入れるのが「コアコース」です。偏差値は58〜61前後。部活動と高い学力形成の両立を掲げ、2年次以降は文系・理系へと細分化され、国公立一般受験と指定校推薦の双方を狙える柔軟なカリキュラムが組まれています。
そして基礎学力の定着と多様な進路実現を図るのが大谷高校インテグラルです。偏差値は48〜52前後。探究型学習やキャリア教育に重きを置き、系列の大谷大学や指定校推薦を活用して手堅く四年制大学進学を果たす生徒が多い点が特徴といえます。コースごとの詳細な相関関係は下表のとおりです。
入試段階でのコース回し合格制度(マスター不合格時にコアへスライド合格など)も機能しているため、出願時の戦略設定が結果を大きく左右します。