スポーツの輝かしい実績に目を奪われがちだが、進学校としての顔も極めてシャープだ。同校は普通科に「特別進学コース」「進学コース」などを設置し、商業科や情報処理科といった多彩な進路に対応するコース編成を敷いている。特別進学コースの偏差値はおよそ60前後に位置し、地元福井大学をはじめとする国公立大学や、早慶上智・MARCH・関関同立といった難関私立大学への合格者を毎年手堅く輩出している。
進学実績を支えているのは、一人ひとりに合わせた徹底的な個別指導とICTを活用した自学自習システムだ。放課後の進学補講や個別ブースを備えた自習室には、夜遅くまで教員に質問を投げかける生徒の姿が絶えない。独自のカリキュラムにより、部活動に所属しながらでも難関大合格を射止める生徒が少なくない点も大きな特徴だ。
入試対策においては、基礎学力の定着はもちろんのこと、推薦入試や専願入試における「志望理由書」と「面接」のウェイトが高い。単に「点数が取れる生徒」ではなく、「北陸で何を成し遂げたいのか」という目的意識の強さが問われる。過去問の徹底研究に加え、中学校生活で培った主体性や協調性を自分の言葉で論理的に説明できるようにしておくことが、合格を引き寄せる決定打となる。