ヘアケア製品を選ぶ際、無添加シャンプーと並んでよく比較されるのが「ノンシリコンシャンプー」や「オーガニックシャンプー」です。これらの違いを正しく理解していないと、求める仕上がりと実際の使用感に大きなズレが生じます。
まずノンシリコンシャンプーとの違いですが、シリコン(ジメチコンやシクロペンタシロキサン等)は髪のキューティクルをコーティングし、指通りを滑らかにする安全性の高い合成樹脂です。毛穴に詰まるという説には科学的根拠が乏しいものの、軽やかなボリューム感を出したい方にはノンシリコンが適しています。無添加シャンプーの中にはシリコンを含むものも含まないものもあり、両者は全く別の軸で語られるべき概念です。
一方、オーガニックシャンプーの評判を調べると「天然由来だから低刺激」という声をよく見かけます。しかし、植物エキスや精油は人によって強いアレルゲンになり得るため、植物由来だからといって万人に対して刺激がないわけではありません。化学合成成分を避けることと、皮膚刺激の少なさは必ずしもイコールではない点に留意が必要です。