現代のドラマビジネスにおいて、テレビ受像機による測定値だけで作品の成否を断定することは不可能です。各プラットフォームにおける冬ドラマの見逃し配信TVer再生数とお気に入り登録者数の動向は、世帯視聴率とは全く異なる「真の熱狂度」を映し出しています。
今期、世帯視聴率こそ6%台にとどまりながらも、TVerの総合再生数ランキングで連日1位を独走する深夜発の恋愛サスペンスは、第1話の配信再生数がわずか1週間で380万回を突破。オリコン等の冬ドラマ満足度ランキングでも堂々の首位を獲得しており、20代〜30代のコア視聴者層を完璧にグリップしています。
さらに、放送中のネットの評判や反響がリアルタイムでトレンドを席巻する作品は、後追いで見逃し配信を視聴する新規層を恒常的に呼び込む好循環を生み出しています。世帯視聴率の低さだけで「爆死」と決めつける見方は、現在のエンタメ市場においては完全に的外れな評価基準と言わざるを得ません。