この前代未聞のコンセプトは、どのようにして形作られたのでしょうか。その背景には、当時のプロデューサーであったジャニー喜多川氏の型破りな発想とエピソードが存在します。
制作当時、夏のコンサート(SUMMARY)で初披露され、秋にCDリリースされるスケジュールの中で、ジャニー氏は「夏にクリスマスソングを作れば、夏も冬も、一年中ずっと歌える曲になる」という常人には思いつかない着想を得たと伝えられています。「誰も見たことがないサプライズを届ける」というエンターテインメント哲学が、夏の熱気とクリスマスの祝祭感を力技でドッキングさせる奇跡を生み出しました。
一見すると無茶なオーダーを、三浦徳子氏のロマンチックな言葉選びと佐々木裕氏の華麗な美メロが極上のポップスへと昇華させたことで、奇跡的なバランスを保つ名曲が完成したのです。