今回の作品で京本が演じるのは、表向きはエリート医師でありながら、裏では冷徹な復讐劇を目論む二面性を持った男だ。これまでの爽やかな恋愛ものや、どこか儚げな美青年役とは一線を画すキャラクターである。誰もが息をのむような冷たい眼差し、そして狂気を孕んだ微笑み。彼が画面に現れるだけで、空気の温度が数度下がるような錯覚さえ覚える。
「綺麗すぎる男が堕ちていく姿ほど、美しいものはない」と語るのは、今作の演出を手掛けるヒットメーカーだ。視聴者は、彼の美しさに魅了されながらも、その奥に潜む底知れぬ恐怖に絡め取られていくことになる。