体外衝撃波結石破砕術の体験談!痛みと費用・術後経過を徹底検証の最新情報を解説します。最新トレンドがチェックできます。
現在、尿路結石の外科的治療においては、体外から衝撃波を当てる「ESWL」と、尿道から極細の内視鏡を挿入してレーザーで直接砕石する「経尿道的尿路結石砕石術(TUL / f-TUL)」の2つが主流を占めています。
治療成績や体への負担、ダウンタイムの違いを理解するために、両者の客観的データを比較した一覧表を以下に示します。
比較項目体外衝撃波結石破砕術(ESWL)経尿道的手術(TUL / レーザー)専門医・編集部の評価基準手術のアプローチ体外から衝撃波を照射(非侵襲的)尿道から内視鏡を挿入(低侵襲・切開なし)体内に器具を入れないESWLは心理的ハードルが低い麻酔の種類なし・局所麻酔・鎮痛薬の点滴/座薬全身麻酔 または 硬膜外/腰椎麻酔持病等で全身麻酔を避けたい場合はESWLが有利初回結石消失率(完全排石率)約60〜80%(石の硬さや位置で変動)約90〜95%以上(直視下で直接回収)確実性・1回での根治性を求めるならTULが優勢入院期間日帰り 〜 1泊2日2泊3日 〜 4泊5日前後仕事の休暇が取れない層にはESWLの日帰りが人気自己負担費用相場(3割負担)約7万5,000円 〜 10万円約10万 〜 15万円(入院日数・麻酔による)両者とも高額療養費制度の適用対象適した結石サイズ・部位10mm未満の腎結石・上部尿管結石10mm以上の結石・中下部尿管結石・硬い結石骨盤内の骨に隠れる下部尿管結石はTULが第一選択
日本泌尿器科学会のガイドライン上でも、10mm未満の上部尿管結石や腎結石ではESWLが推奨される一方、下部尿管結石や10mmを超える大きな結石、あるいはCT値が高く非常に硬い結石に対してはTULの推奨度が高くなっています。