福江島への空路は、地域航空会社であるオリエンタルエアブリッジ(ORC)と全日本空輸(ANA)のコードシェア便が主軸を担う。福岡空港からは1日4往復前後、長崎空港からも3〜4往復が運航されており、福岡便ならわずか約40分、長崎便なら約30分で到着する。このほか、繁忙期や特定の観光シーズンには羽田空港からの直行便も設定され、首都圏からのアクセス性も格段に高まっている。
島と本土を結ぶ路線は、国土交通省航空局による離島航空路線の維持支援対象でもあり、島民の生活維持と旅行者の移動を両立させるライフラインだ。プロペラ機の力強いエンジン音とともに高度を下げ、機窓からエメラルドグリーンの島々が見えてくる瞬間は、空路ならではの醍醐味である。航空・旅客運送業の進化により機材の静粛性や居住性も年々向上しており、フライト自体がひとつの魅力的なアトラクションとなっている。