HPVワクチンの積極的勧奨が差し控えられていた時期に接種機会を逃した世代に対する「キャッチアップ接種」。この制度の認知拡大にも、著名人の発信は大きく寄与した。自分が対象世代であることをSNSで知り、慌ててクリニックに駆け込んだという若い女性の体験談がネット上にあふれている。
「副反応が怖い」「今さら打っても意味がないのではないか」という不安に対し、実際に接種を終えた芸能人が体験談をシェアすることで、多くの人が一歩を踏み出す勇気を得た。医療情報という硬いテーマが、インフルエンサーの言葉によって「自分たちの健康を守るための当たり前の選択」へとアップデートされたのだ。