無限城での死闘および鬼舞辻無惨との最終決戦において、実弥は胴体を両断されかねない重傷を負いながらも、最後まで刀を握り続けて勝利に貢献しました。多くの柱が命を落とす中、実弥は冨岡義勇とともに生存を果たした数少ない柱の一人です。
決戦後、生死の境をさまよう中で父の魂と遭遇し、地獄へ連れて行かれそうになった実弥は、弟・玄弥の願いもあって現世へと押し戻されます。目覚めた後、竈門炭治郎や禰豆子と穏やかに言葉を交わし、禰豆子の頭を優しく撫でる姿には、かつての刺々しさは微塵もありませんでした。
柱の強化印である「痣(あざ)」を発現させた者は25歳までに命を落とすという伝承があり、当時21歳だった実弥の寿命についても様々な議論が交わされてきました。しかし、作中の最終章や現代編では、彼らが残した想いが確実に未来へ受け継がれ、子孫である不死川実弘(警察官)が玄弥の面影を残す相棒とともに平和な東京を駆ける姿が描かれています。