サブローの本名は大村三郎。高校野球界の超名門・PL学園高校で主将を務め、甲子園でも攻守にわたるハイレベルなプレーでスカウト陣の耳目を集めました。迎えた1994年ドラフト会議にて、千葉ロッテマリーンズから1位指名を受けてプロの門を叩きます。
入団後は登録名を親しみやすい「サブロー」とし、俊足強肩の外野手として頭角を現しました。特にボビー・バレンタイン監督が指揮を執った2000年代中盤には、単なる長距離砲ではない状況に応じた打撃ができる「つなぎの4番」として打線の中核に定着。2005年には打率.313、14本塁打、89打点を記録し、チーム31年ぶりとなるレギュラーシーズン勝率1位および日本一達成の原動力となりました。
プロ通算成績は1782試合出場、1361安打、127本塁打、658打点、打率.265。数字以上の存在感を示し、特に大舞台や得点圏での集中力は群を抜いていました。外野の守備力も球界屈指で、ゴールデングラブ賞を2度獲得するなど、走攻守すべてにおいてファンを魅了し続けた名外野手です。