カジュアル派や個性派の間で定番化しているのが、スニーカーやローファー、レースアップブーツを大胆に取り入れた「大正ロマン風」の和洋折衷スタイリングです。特にたくさん歩く広大な花火大会会場や、足場の悪い河川敷でのイベントにおいて抜群の実用性を発揮します。
スニーカーを合わせる場合、ボリュームのあるハイテクスニーカーよりも、キャンバス地のローカットスニーカー(白、生成り、黒)が浴衣の直線的なシルエットに調和します。足首がすっきりと見えるローカットを選ぶことで、野暮ったさを排除し、都会的で清潔感のあるコーディネートが完成します。
また、アンティーク柄やレトロモダンな幾何学模様の浴衣には、コインローファーやウィングチップシューズ、薄手のショート丈レースアップブーツが絶妙にマッチします。白のレースソックスやシアーソックスをチラ見せするレイヤードテクニックを取り入れると、クラシカルな女学生風の佇まいに仕上がります。
靴を主役にするコーディネートでは、着付けの段階で着丈を通常より2〜3cmほど短め(くるぶしがしっかり見える位置)に設定するのが着こなしを美しく見せる最大の秘訣です。裾を踏んで着崩れる事故を防ぎ、活動的な美しさを演出できます。