このムーヴメントのパイオニアを語る上で欠かせない金字塔が、映画『KING OF PRISM by PrettyRhythm』だ。監督の菱田正和が仕掛けた怒涛の演出とツッコミどころ満載の展開は、観客の声出しを自然発声的に誘発し、映画館のあり方を根底からひっくり返した。
その熱狂の波を真正面から受け止め、聖地として確固たる地位を築いたのが新宿バルト9である。革新的なイベント上映をいち早く受け入れ、独自の音響演出や熱気あふれる空間を提供し続けてきた同劇場は、今や熱狂的なファンにとって「聖地巡礼」の筆頭候補として君臨している。