原宿の街風が変わった。かつてのような大量消費・使い捨てを前提としたトレンドの急速なサイクルは影を潜め、今や「一足を長く愛用する」「どこで作られ、どう廃棄されるか」を吟味する消費スタイルが定着している。背景にあるのは、Z世代を中心とする環境負荷への強い危機感だ。
フットウェア業界において、化学接着剤の削減やPFAS(有機フッ素化合物)の完全不使用をいち早く掲げてきたKEEN。その原宿拠点では、単に商品を並べるのではなく、どのような素材革新を経て一足のシューズが生まれるのかというストーリーそのものがディスプレイされている。