矢島美容室の詞を手掛けたのは、エレクトロ・ポップやダンスミュージックのトレンドを熟知したプロデューサー陣だ。氣志團の綾小路翔が持つサブカルチャーへの深い造詣と、とんねるず石橋貴明が長年培ってきたテレビ的笑いの嗅覚。この二つの才能が化学反応を起こした結果生まれたのが、あの破天荒な世界観である。
「PA-PA-YA」や「SAKURA」といったキーワードを散りばめつつ、異国から見た誤解だらけのエキゾチックな日本像をセルフパロディ化する。皮肉と愛嬌が同居したその絶妙なバランス感覚こそ、単なる一発屋で終わらなかった最大の理由だろう。