事件が公になったのは2018年3月2日のことでした。東京都目黒区のアパートから「子どもが数日前からご飯を食べず、嘔吐して顔色がおかしい」と父親の船戸雄大から119番通報が入りました。救急隊が駆けつけた際、結愛ちゃんはすでに心肺停止の重篤な状態に陥っており、搬送先の病院で死亡が確認されました。
搬送時の結愛ちゃんの体重は、5歳児の平均体重である約20kgを大幅に下回るわずか12.2kgしかありませんでした。全身には無数のアザが残り、極度の栄養失調による免疫力低下から肺炎を発症、敗血症を引き起こして命を落としたことが司法解剖によって判明しました。
目黒のアパート室内はカーテンが締め切られ、結愛ちゃんは暖房器具のない冷え切った部屋で生活させられていました。食事は1日にスープ1杯程度に制限され、朝4時に起きてひらがなの書き取りを強要されるなど、「しつけ」と称した過酷な虐待が日常的に行われていた事実が警察の捜査で明らかになりました。