小さな画面のスマートフォンを本格的な仕事道具へと昇華させる鍵は、初期状態のまま使わないことにある。多くのユーザーが見落としているのが、ポインタの移動速度やスクロール方向の細やかなチューニングだ。「設定」アプリ内の「アクセシビリティ」からポインタコントロールを開き、ポインタのアニメーション効果や慣性スクロールを微調整するだけで、操作の追従性は劇的に変化する。
さらに見逃せないのがキーボードショートカットの徹底活用だ。「Command+Space」による検索呼び出しや、「Command+Tab」でのアプリ瞬時切り替えを指先に染み込ませれば、画面に直接触れる回数はゼロに近づく。独自テクニックとして注目を集めているのが、背面タップ機能やショートカットアプリとの連携だ。マウスの特定ボタンをクリックするだけで定型文のペーストや指定アプリの同時起動が発動するよう組み上げることで、ラップトップPC以上のスピード感を手にできる。