現行デザインのタクトを振るったのは、自身のブランド「EZUMi」を展開する新進気鋭のデザイナー・江角泰俊氏だ。一連の「JAL11代目制服プロジェクト」において、江角氏が掲げたテーマはハイブリッド構造と躍動感。一見するとミニマルな佇まいでありながら、動きの中でフッと現れる赤の差し色や美しいドレープが強烈な視覚的印象を残す。
特に客室乗務員(CA)や空港のグランドスタッフが着用するワンピースやジャケットは、立体裁断を駆使した可動域の広さが特徴だ。長時間にわたる立ち仕事や立体的動作を伴う業務でも身体へ負担をかけない。美しさと実用性を高次元で両立させたプロダクトデザインは、国内外の専門家からも非常に高い評価を得ている。