俳優として着実に評価を高めている三男・菅生新樹の歩みもまた、実に鮮烈だ。TBS系の日曜劇場『下剋上球児』で見せた荒削りながらも熱量の高い演技は、多くの視聴者の記憶に刻まれた。さらにNHK連続テレビ小説『おむすび』への出演を通じて、幅広い世代のお茶の間にその存在感を浸透させた。
デビュー当初に付きまとった「菅田将暉の弟」という肩書き。彼はその色眼鏡を、圧倒的な熱量と誠実な役作りで粉砕してみせた。泥臭い努力を厭わず、テレビドラマの現場で一歩一歩信頼を勝ち取っていく姿勢は、共演者や監督陣からも絶賛されている。兄たちの背中を追いかけるのではなく、自分にしか出せない泥臭さと生命力を武器に、本格派俳優としての階段を駆け上がっている。