受験生と保護者が最も警戒すべきは、見かけの基準値と実際の入試難度の乖離です。大手進学模試(五ツ木模試など)における大阪府立桜塚高校の偏差値は60〜62前後に位置していますが、実際の入試現場では上位校からの志願変更組が大量に流れ込むため、数値以上のプレッシャーがかかります。
近年の桜塚高校の受験倍率推移を見ると、一般選抜において1.35倍〜1.45倍という高水準で推移しており、北摂エリアの普通科系高校の中でもトップクラスの激戦区を形成しています。不合格者が100人単位で出る構造が定着しているため、出願には綿密な戦略が欠かせません。
桜塚高校の入試で特徴的なのは、入試問題が難関校向けの「C問題」ではなく標準的な「B問題」を採用している点です。これにより、難問で差がつきにくく、高得点勝負の消耗戦になります。合格ボーダーラインの推移を見ると、内申点と当日点の合計総合点で1000点満点中720点〜740点以上が安全圏の目安。1問の失点が合否を分けるシビアな戦いとなるため、基礎の完成度が合否の命運を握ります。