テレビ局が改編期や大型連休の目玉としてミニオンを起用する背景には、驚異的な「世帯視聴率」と「個人視聴率」の両立がある。言葉を解さなくても動きと感情表現だけで笑えるナンセンス・コメディの骨格は、小さなお子さんからお年寄りまで一切のハードルを感じさせない。
さらに、映像美とテンポ感の良さも現代のテレビ視聴環境にマッチしている。SNSを片手に視聴するライト層にとっても、どこから見ても一瞬で状況が理解でき、思わずクスッと笑えてしまうカットの連続は、まさに倍速視聴時代のテレビ制作における究極の解答と言えるのだ。