火のない所に煙は立たないと言われるが、この件に関しては「小さな偶然」が過剰に焚き付けられた側面が強い。2018年頃からファンの間で囁かれ始めた熱愛説の根拠は、主にInstagram上の投稿だった。
特に注目を集めたのが、2人が身につけていたティファニーのブレスレットが酷似していた点や、狩野舞子がカリフォルニアを訪れた時期と大谷の試合日程が重なっていたことだ。さらに、誕生日や健康管理に関する発言の符合など、些細な共通点がX(旧Twitter)上で次々と「証拠」としてリストアップされた。
だが、これらは決定打とは程遠い。共通の知人を介したアスリート同士の交友はあったものの、2人きりの密会現場やプライベートのツーショットが信頼できる週刊誌に捉えられたことは一度もなかった。点と点を無理やり線で結んだネット探偵たちの推測が、いつの間にか既成事実のように語られていただけだったのだ。