すべての始まりは、原西孝幸自身の深いアニメ愛だった。テレビ番組の企画で披露した「俺がプリキュアになったら」という独自の変身ギャグ。それが巡り巡って本家の制作陣へと届くことになる。
放送を手がける朝日放送テレビと制作を行う東映アニメーションのスタッフ陣は、彼の熱意とギャグの完成度に驚嘆した。単なるパロディとして切り捨てるのではなく、正式なゲスト出演として番組内に組み込む決断を下したのだ。こうして生まれたのが、前代未聞の男性プリキュア(?)こと「キュアゴリラ」である。
『スマイルプリキュア!』第13話に本人役として出演した際、劇中で堂々と披露された変身シーンは圧巻の一言だった。制作スタッフが彼の動きを綿密に研究し、アニメーションとして再構築した映像は、放送当日のX(旧Twitter)や掲示板を大大いに賑わせた。