ゆず化粧水の作り方には、短期間で使い切る「精製水煮出し/水抽出タイプ」と、長期保存が可能な「アルコール漬け込みタイプ」の2種類が存在します。肌質やライフスタイルに合わせて選ぶのがポイントです。
■ 精製水を使ったマイルド処方(アルコールフリー)
アルコールに弱い方や手軽に試したい方向けのレシピです。ゆず種化粧水の精製水分量は、「乾燥ゆず種 大さじ1〜2(約10〜15g)」に対して「精製水 100ml」が標準的な目安となります。煮沸消毒したガラス瓶に種と精製水を入れ、冷蔵庫で一晩(約8〜12時間)置くだけで、種からペクチンが溶け出し、透明感のあるとろりとした化粧水が完成します。仕上げに植物性グリセリンを5ml加え、清潔なスプーンなどで静かに攪拌します。
■ 焼酎・日本酒を使ったエキス抽出処方
じっくり有効成分を取り出したい場合は、アルコール度数20〜25度以上の甲類焼酎や純米酒を使用します。柚子種と焼酎の漬け込み期間は冷暗所で約1週間〜1ヶ月が目安です。種が浸るくらいたっぷりと酒を注ぎ、1日1回軽く瓶を振ってペクチンの抽出を促します。完成した原液(チンキ)は度数が高いため、そのまま使わず、精製水で3〜5倍に希釈し、お好みでグリセリンを少量ブレンドして使用します。
ゆず化粧水のとろみ作り方で失敗しないコツは、「生の種を使う場合は洗わずにそのまま漬ける」ことです。水洗いしてしまうと、種の表面に付着している貴重なペクチン質が流れ落ちてしまい、サラサラとした水っぽい仕上がりになってしまいます。