神輿と並ぶもう一つの柱が盆踊りである。駅前広場に設置された櫓を中心に、夕方から夜にかけて開催される。曲目は「東京音頭」「炭坑節」などの定番に加え、地元の音楽教室が作曲したオリジナル曲も演奏される。
参加者は実に多様だ。浴衣姿の子どもたち。久しぶりに集まった同級生グループ。デイサービスから参加する高齢者。外国人住民の姿も目立つ。言葉が通じなくても、踊りは共通言語となる。
盆踊りの指導は地元の民踊サークルが担当する。祭りの1ヶ月前から、毎週末に公民館で練習会を開催。初心者でも参加しやすい環境を整えている。この取り組みが、祭り当日の一体感を生み出す土台となっている。