速水奨さんの艶やかな美声と確かな発声のルーツは、その初期キャリアにあります。青年期に劇団四季の研究所に入所し、舞台俳優としての基礎訓練や徹底した発声法を叩き込まれました。その後、1980年に声優コンテストでグランプリを獲得し、アニメ声優として本格的なキャリアをスタートさせています。
声優デビュー後は『超時空要塞マクロス』のマックス役や『聖闘士星矢』の海闘士バイアン役などで注目を集め、80年代〜90年代の美形キャラクターブームを牽引しました。
プライベートでは、同じく声優として活躍する五十嵐麗さんとおしどり夫婦として知られ、現在は自ら声優事務所「Rush Style」の代表を務めながら後進の育成にも注力しています。長年培われた舞台発声の基礎があるからこそ、60代を迎えた現在も声の艶や深みが衰えることなく、進化を続けています。