近年の利用者動向において、最も大きな変化が見られるのがユーザー層の多様化である。かつて中心だった20〜30代の女性層に加え、60代以上のシニア層や40〜50代男性の利用が急増しているのだ。実店舗での梱包・発送サポート「メルカリステーション」の導入や、UI/UXの簡略化が功を奏した。
シニア層の多くは「生前整理」や「断捨離」を目的とした高単価な骨董品やレトロな趣味用品の出品者として市場を活性化させている。一方、男性ユーザーの増加はガジェット類やトレーディングカード、DIY工具といった特定ジャンルの取引額を押し上げた。ターゲットの多様化は、1取引あたりの平均単価(客単価)の向上にもダイレクトに貢献している。