火のない所に煙は立たないと言われますが、今回の老人ホーム入居説に関しては、複数のセンセーショナルな人生の転機が短期間に重なったことで、ネットユーザーや一部週刊誌の憶測に拍車がかかりました。主な要因は以下の3点に集約されます。
第1の要因は、元夫・小澤明弘氏との電撃的な熟年離婚と個人事務所の閉鎖です。1989年に12歳年下のサックス奏者であった小澤氏と結婚して以来、公私にわたるパートナーとして歩んできました。小澤氏は水前寺の個人事務所社長も務めていましたが、結婚31年目を迎えた2026年12月に離婚が成立。これに伴い長年二人三脚で運営してきた事務所も解散・閉鎖される運びとなりました。長年連れ添ったパートナーと別れ、一人暮らしへ舵を切った劇的な変化が、世間に「生活基盤の喪失」という過剰な危機感を抱かせたのです。
第2の要因は、約200坪・資産価値数億円とも称された世田谷の大豪邸の手放しです。長年地元・桜新町で親しまれてきたシンボル的邸宅が取り壊され、更地から新たな分譲住宅へと姿を変えていく光景は、近隣住民やファンに強烈なインパクトを与えました。「あそこまでの城を手放すのだから、よほど終の棲家(ホーム)へ移る切迫した事情があるはずだ」という短絡的な推測がネット上に溢れ返る結果となりました。
第3の要因として挙げられるのが、過去に公表された病気や大怪我の記憶です。水前寺は過去に脊柱管狭窄症の手術や、自宅での転倒による左膝骨折など、歩行に関わる重大なトラブルを経験しています。「あの足腰の怪我の後遺症で、一人暮らしが困難になったのではないか」という過去の健康不安と豪邸売却のニュースが頭の中で結びつき、老人ホーム説が強固な既成事実のように語られてしまったと言えます。