県内各地に数百軒の販売拠点が点在する中から、伝統の継承度、タレの完成度、地元民からの圧倒的な支持率を基準に選定した実力派の5店舗を紹介します。
1位:原嶋屋総本家(前橋市)|安政四年創業、発祥の風格を守り抜く絶対王者
前橋市平和町に佇む、歴史ある木造瓦葺きの店舗が目印です。備長炭を用い、職人が手際よく大串を返しながら焼き上げる姿は圧巻。秘伝の味噌だれは、長期熟成させた赤味噌のコクとキレのある甘みが調和しており、焦げ目の香ばしさが生地の甘みを極限まで引き立てます。群馬の焼きまんじゅう文化を語る上で絶対に外せない聖地です。
2位:忠治茶屋 本舗(伊勢崎市)|国定忠治ゆかりの地で味わう深みのあるタレ
伊勢崎市上蓮町に本店を構える名店。幕末の侠客・国定忠治にちなんだ風情あふれる店構えが特徴です。こちらの味噌だれは、じっくり煮詰められたとろみと奥深い甘辛さが際立ち、やや厚みのあるふっくらとした生地との絡みが抜群。ドライブがてら立ち寄る地元客や県外リピーターが連日列を作ります。
3位:助平屋(太田市・みどり市笠懸など)|独創的な屋号と多彩なバリエーション
強烈なインパクトを残す屋号とともに、地域住民の胃袋を掴み続ける太田エリアの重鎮。ふんわり感とともにしっかりとした噛みごたえを残した生地が自慢です。定番の甘辛味噌だれはもちろんのこと、ごまだれや辛口タレなど、独自の進化を遂げたメニュー展開でも高い評価を得ています。
4位:東見屋饅頭店(沼田市)|文政年間創業、歴史が紡ぐ元祖「あん入り」
北毛エリアの沼田市坊新田町で暖簾を守る老舗。群馬県内でも早い時期から「あん入り焼きまんじゅう」を提供してきたパイオニアとして知られます。きめ細やかなこし餡の優しい甘さと、表面に塗られた濃厚な味噌だれのコントラストは秀逸で、遠方からわざわざ足を運ぶ価値のある逸品です。
5位:オリタ 焼きまんじゅう(高崎市)|路地裏で愛される素朴で濃密な味
高崎市田町にある、昭和レトロな情緒が色濃く残る名店。注文を受けてから丁寧に焼き上げるスタイルを貫いており、あんなし・あん入りの双方が揃います。タレが滴るほどたっぷりと塗られた濃厚な仕上がりは、一度食べるとクセになる中毒性を秘めています。