紙チケットの現物さえ持っていれば、スマートフォンなしでも以前と同じようにパークを満喫できると考えるのは禁物です。2026年現在のパーク運営は、入園後のあらゆるアクションが「東京ディズニーリゾート公式アプリ」を前提に設計されています。
紙チケットでエントランスの自動改札を通過した後、最初に行わなければならない作業が「紙チケットの2次元コードを公式アプリのカメラ機能でスキャンし、グループ全員分のパスをアプリ内へ取り込むこと」です。
この紐付けを完了させない限り、人気アトラクションの時間指定優先搭乗券である「ディズニー・プレミアアクセス(DPA)」の購入、無料の「プライオリティパス」の取得、新エリア等の「スタンバイパス」発行、さらにはキャラクターグリーティングやショー鑑賞に必要な「エントリー受付」の抽選に一切参加することができません。紙チケット単体でできるのは、入園ゲートをくぐることと、アプリを使わない通常待機列(スタンバイ)に長時間並ぶことだけです。
紙のチケットは「記念の現物として手元に残せる」という情緒的なメリットこそあるものの、実際のパーク体験においては、最初から公式アプリ内で購入・管理していた方が端末間のスキャン作業を省ける分、朝一番の熾烈なパス獲得争奪戦において圧倒的に有利に立ち回ることができます。