すべてのポケモン図鑑の始祖となるカントー地方のポケモン図鑑(全151匹)は、生物としての説得力とゲームキャラクターとしての魅力が高次元で融合しています。
冒険の最初に出会うカントー地方の御三家(フシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメ)は、それぞれ「くさ・どく」「ほのお」「みず」という分かりやすい属性を持ちながら、最終進化形のフシギバナ、リザードン、カメックスに至るまで、デザインの完成度において現在も絶大な支持を集めています。
また、カントー地方に生息するポケモンたちの生息域の作り込みも秀逸です。序盤の「トキワの森」にはキャタピーやビードルといった虫ポケモンが生息し、中盤の「タマムシシティ」周辺ではスリープやケーシィといった都会の裏路地を連想させるポケモンが出現。さらに、広大な自然を残す「サファリゾーン」ではガルーラやラッキー、ケンタロスといった希少種が保護されています。
伝説の三鳥(フリーザー、サンダー、ファイヤー)が無人発電所やふたご島といった秘境に佇み、クリア後のハナダの洞窟最深部には遺伝子操作で生み出された最強のポケモン・ミュウツーが潜む構造は、プレイヤーの探索意欲を限界まで引き出す設計となっていました。