インターネット上では定期的に、風変わりな漢字や絶滅寸前の珍しい文字がトレンド入りする。いわゆる「吉」の異体字である「つちよし(𠮷)」の表示問題から、口が四つも集まった「嚚(ぎん=愚か、口数が多いという意味)」のような奇妙な構成の文字まで、そのバリエーションは豊かだ。
Unicodeのアップデートにより、かつてはPCで表示できなかった環境依存文字がスマートフォンでも簡単に扱えるようになった。これが若者たちの遊び心を刺激している。意味は分からなくても、その幾何学的でユニークな形状が「かわいい」「クールだ」として、SNSのプロフィールやアートワークのデザインに取り入れられているのだ。