具体的な運用イメージはすでに固まりつつある。許可を得た事業者は、目視外飛行(レベル4)を超える「レベル5」の完全自律飛行ドローンを、人口密集地の上空で運行できるようになる。これまで禁止されていた高層ビル群の間を縫うようなルート設定が可能になるのだ。
すでに渋谷区や新宿区の一部エリアでは、深夜帯における医薬品や緊急物資の配送を想定したシミュレーションが重ねられている。夜空を静かに横切るローター音が、都市の新たな日常のBGMになる日は近い。だが、ビル風の突発的な変化やGPSの電波干渉など、過密都市ならではのリスクは未知数だ。