日本の裏社会を把握する上で欠かせないのが「日本三大暴力団」と呼ばれる巨大3組織です。六代目山口組に東の雄である住吉会と稲川会を加えた3団体だけで、全国のヤクザ勢力の7割以上を占めています。
指定暴力団の勢力図における三大勢力の規模と特徴は以下の通りです。
1. 六代目山口組(本拠:兵庫・神戸)
構成員・準構成員あわせて約7,000人。直参(直系組長)による強烈なピラミッド型の上意下達組織で、全国規模のネットワークと圧倒的な資金・武力を誇ります。
2. 住吉会(本拠:東京・赤坂)
構成員・準構成員あわせて約3,600人。住吉会の規模と特徴は、東京および関東一円を地盤とする「連合体組織」である点です。かつての港会をルーツとし、各一家の独立性が比較的高く、銀座や新宿・歌舞伎町といった日本有数の繁華街に強固な利権を持っています。
3. 稲川会(本拠:東京・六本木)
構成員・準構成員あわせて約2,900人。稲川会の組織体制は、創始者・稲川聖城の強いカリスマ性から生まれた強固な縦社会と血統重視の結束力が特徴です。横浜や静岡、北関東を地盤とし、六代目山口組の中枢とは古くから親戚関係を結ぶなど親密なパイプを保っています。