Q1:お酒を飲んで顔が赤くなる体質は、慣れれば赤くならなくなりますか?
A1:赤くならなくなることはありません。顔が赤くなるのは低活性型ALDH2によるフラッシング反応であり、遺伝的に決まっているため体質改善で治るものではありません。むしろ、顔が赤くなる人が無理をして飲酒を続けると、食道がんや咽頭がんの発症リスクが数十倍に跳ね上がることが数多くの疫学調査で証明されています。
Q2:休肝日を作るとお酒に弱くなると聞きましたが、本当ですか?
A2:基礎的な分解酵素が減るわけではありません。休肝日を取ることで補助的な代謝経路(MEOS)の過剰な働きが落ち着き、脳の鈍麻がリセットされて本来の正常な感覚に戻った状態です。医学的には非常に健全な反応であり、弱くなったと焦って飲酒量を増やす必要は一切ありません。
Q3:ウコンドリンクを飲めば、普段飲めない人でもお酒をたくさん飲めますか?
A3:飲めるようにはなりません。ウコンは肝臓の働きをサポートし胆汁分泌を促す健康飲料ですが、アセトアルデヒドを無毒化するALDH2酵素の代わりを果たすことはできません。過度な期待をして許容量以上の飲酒をするのは避けてください。
Q4:会社の付き合いでお酒を断りにくい場合、どのように対処すれば良いですか?
A4:「アルコールパッチテストで遺伝的に下戸と診断されている」「医師からアルコール分解酵素を持たない体質と止められている」と医学的な根拠を交えて伝えるのが最も角が立ちません。乾杯だけ口をつけて中身をウーロン茶やノンアルコール飲料に切り替えるなど、スマートに回避する立ち回りを身につけましょう。