日韓関係が安全保障や経済連携の面で現実的な妥協点を探る中、彼のようなナショナリズムを前面に出した運動に対しては、韓国国内からも多様な声が上がるようになっている。特に若い世代の間では、「世界に向けたPR活動」という肯定的な評価がある一方で、「あまりにも対立を煽りすぎているのではないか」「国際社会から見て極端に見えるリスクがある」という冷ややかな意見も少なくない。
外交当局にとっても、彼は実に扱いづらい存在だ。政府が直接言い出せない世論の本音を代弁してくれる利点がある反面、政府間交渉が繊細な局面を迎えている時でも、容赦なく火種を投げ込む。公的な外交カードとしてはコントロール不能な「暴走する民間フリーランサー」としての側面が、年々色濃くなっているのだ。