毎朝顔を合わせていたキャスターとの別れは、視聴者にとってもひとつの時代の節目となる。ここでは、歴代の主要キャスターたちが番組を巣立った理由と、現在どのような道を歩んでいるのかを掘り下げる。
初代を務めた八木亜希子は、2000年の番組卒業後にフジテレビを退社。フリー転身後はアナウンサー枠を飛び越え、映画やドラマで日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど実力派女優としても開花した。病気療養を経て復帰した現在も、ラジオパーソナリティや執筆活動など独自のスタンスで活躍を続けている。
2011年に病気療養のため無念の降板を余儀なくされた大塚範一は、過酷な闘病生活を送りながらも折に触れて近況を報告し、多くの人々に勇気を与え続けている。番組への深い愛着とプロ意識は、今も歴代スタッフの心に深く刻まれている。
絶大な人気を誇った高島彩は、7年半にわたりメインキャスターを務め上げ、自身の人生のステップアップと過密スケジュールの見直しを理由に2010年秋に番組を卒業。現在は報道特別番組の司会やエッセイの執筆、子育てと仕事を両立させるワーキングマザーのロールモデルとして確固たる地位を築いた。
加藤綾子の卒業理由は、早朝生放送のハードワークによる体調管理の限界だった。卒業後はバラエティ番組の司会から夕方の報道キャスターまで幅広くこなし、結婚を経てプライベートを大切にしながらマイペースにメディア出演を継続している。それぞれが朝の帯番組という過酷な現場を全力で駆け抜け、その経験を糧に唯一無二のキャリアを切り拓いている。