ZOZO創業者・前澤友作氏の自宅が位置するのは、千葉県千葉市稲毛区稲毛台町の一角です。古くは明治期から政財界要人や文人墨客が別荘を構えた風光明媚な高台エリアであり、東京湾を一望できる抜群のロケーションを誇ります。前澤氏がこの地に強い愛着を持ち、創業の地である千葉への地域還元と誇りを込めて選定した場所としても知られています。
敷地面積は約500坪から700坪規模と推定され、閑静な住宅街の中でもひときわ異彩を放つ広大さを誇ります。設計を手掛けたのは、国内外で高い評価を受ける気鋭の建築家・中村拓志氏(NAP建築設計事務所)。さらに日本屈指の数寄屋大工や庭師、左官職人が集結し、釘を極力使わない伝統木造技術と、強固なRC(鉄筋コンクリート)構造による地下空間が一体化された極めて難度の高い構造となっています。
居住スペースだけでなく、広大な日本庭園、本格的な茶室、大型ワインセラー、そして氏が保有する世界的名画を適切に保存・展示するための温湿度管理ギャラリースペースが設計に組み込まれています。土地取得費、国内外から集められた希少銘木や石材の調達費、一流職人への人件費、そして厳重な免震・セキュリティ設備を合算すると、総工費は100億円を優に超えると試算されています。