ストレートに食べても非の打ち所がないが、この麺の受容力の高さはアレンジによって真価を発揮する。まずは「ワンタンスープ仕立て」。茹で上がった麺にネギ油をひと回しし、刻んだ三つ葉と黒胡椒、蒸し鶏を添える。麺自体のシルキーな舌触りがワンタンの皮のように機能し、高級中華の点心を思わせる上品な一椀に化ける。
夏場やさっぱりと食べたい日には「冷やしざるスタイル」がおすすめだ。茹でた麺を氷水でキュッと締めることで、モチモチとした噛みごたえが倍増。すだちを絞った冷製つけ汁にくぐらせれば、暑さを忘れさせる清涼感あふれる逸品となる。カルボナーラ風の洋風アレンジや、鍋料理の〆としてそのまま投入するのも間違いない。