Q1:コンサートマスターはなぜヴァイオリン奏者と決まっているのですか?チェロや管楽器ではダメなのですか?
A1:オーケストラ編成の中で第1ヴァイオリンは人数が最も多く(14〜16名程度)、高音部で主旋律やリズムを主導することが多いためです。歴史的にも、指揮者が定着するバロック〜古典派初期には第1ヴァイオリンのトップが指揮役を兼ねていた伝統が引き継がれています。
Q2:コンサートマスターが不在の場合は誰が務めるのですか?
A2:通常、主要なプロオーケストラには複数のコンサートマスターが在籍しているか、次席の「アシスタント・コンサートマスター」や「第2コンサートマスター」が座ります。また、外部から著名な演奏者を「ゲストコンサートマスター」として招聘して公演を行うことも一般的です。
Q3:演奏中に弦が切れるなどのアクシデントが起きたらどうするのですか?
A3:コンサートマスターのヴァイオリンの弦が演奏中に切れた場合、すぐ隣に座る第2奏者(フォアシュピーラー)が即座に自分の楽器を手渡し、コンマスはそのまま演奏を続けます。第2奏者は後ろの奏者へと楽器を回していき、最後列の奏者が舞台袖へ下がって弦を張り直すという、徹底された緊急対応マニュアルが存在します。