一般の生活空間において、三色旗のデザインを最も身近に見かける場面が「自動車のリヤガラスに貼られた三色ステッカー」や「公明党の選挙運動周辺」です。
自動車に三色ステッカーを貼る会員の心理
地方都市や幹線道路を走る車に、赤・黄・青の小さなストライプステッカーやマグネットが貼られているケースがあります。これは教団本部が貼付を義務付けているものではなく、信徒が自主的に貼っているアイテムです。その動機としては以下の3点が挙げられます。
- 同信の仲間同士の識別・連帯感:外出先や駐車場で見かけた際、同じ信仰を持つ者同士としての安心感や連帯意識を得る。
- 交通安全の祈念:日々の無事故運転や安全祈願の意識付けとしての私的なお守り代わり。
- 所属意識の誇り:自らのアイデンティティやコミュニティへの帰属を表明する意思表示。
公明党と三色旗の関係性
創価学会を支持母体として結党された公明党ですが、党の公式ロゴマークは「昇る太陽と平和のハト」をモチーフにしたデザインを採用しており、三色旗そのものを公式党旗としているわけではありません。しかし、党のイメージカラーやパンフレット、街頭演説用ののぼり旗には、学会員への親和性を高める目的で三色のカラーリングが事実上広く援用されています。政治活動と宗教活動の法的な線引きを保ちつつも、視覚的な記号によって強固な組織票の結束を維持する役割を果たしています。