西郷隆盛の身長は180Cm超え?遺品と軍服から迫る巨漢伝説の真相

西郷隆盛の身長は180Cm超え?遺品と軍服から迫る巨漢伝説の真相

西郷隆盛の身長は180Cm超え?遺品と軍服から迫る巨漢伝説の真相についての最新情報をお届けします。

私たちが「西郷隆盛」と聞いて真っ先に思い浮かべるのは、東京・上野恩賜公園にある浴衣姿に愛犬ツンを連れた銅像や、教科書に載っているふくよかな肖像画でしょう。しかし、これらのビジュアルには歴史的な裏話が存在します。

明治の彫刻家・高村光雲が手掛けた上野の西郷像は、明治31年(1898年)に完成しました。この像のお披露目式において、西郷の妻である糸子(いと)夫人が「うちの主人はこげな人じゃあいもはん(私の夫はこのような人ではありませんでした)」と周囲に漏らし、驚愕したという有名な逸話が残されています。

夫人が違和感を抱いた理由は、生前の西郷が人前で着崩した浴衣姿をさらすような無礼を極度に嫌う潔癖な武士であったこと、そして顔立ちの細部が異なっていたためです。教科書でおなじみの肖像画は、イタリア人画家エドアルド・キヨッソーネが、西郷の実弟である西郷従道(目元)と従兄弟の大山巌(口元・輪郭)の顔を合成して描いたモンタージュでした。

それでもなお、あの太い眉、澄んだ大きな目、そしてどっしりとした巨躯のイメージが現代まで国民的アイコンとして愛され続けているのは、西郷隆盛という人物が持っていた「すべてを包み込むような包容力と底知れぬ器の大きさ」を、画家や彫刻家が見事に体現させたからに他なりません。

石川 優花
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石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。