閉館から時間が経過した今でも、ネット上や旅行コミュニティでは東横INN新潟古町を惜しむ声が散見されます。当時の宿泊台帳や口コミサイト、SNSに残された利用者のリアルな生の声からは、同ホテルが単なる安価な宿泊場所を超えた利便性を提供していたことが浮かび上がってきます。
「西堀通りの落ち着いた雰囲気が好きだった。駅前の喧騒から離れて静かに眠れるし、朝食をサッと食べて市役所方面へ向かうには最高のロケーションだった」「古町の老舗居酒屋や寿司屋で遅くまで飲んでも、歩いてすぐ帰れる安心感があった」といった、立地に根ざした高評価が数多く寄せられていました。
一方で、厳しい意見として目立っていたのが駐車場利用時の混雑とアクセスの制約です。「立体駐車場は入庫可能な車高やサイズに制限があり、周辺のコインパーキングに回されることがあった」「新潟駅からタクシーを使うと往復で数千円の追加出費になり、トータルコストで見ると駅前店の方が計算しやすかった」という指摘もありました。車移動が基本となる新潟県内・近県からの出張者には重宝された反面、公共交通機関を利用する遠方からの旅行者にとっては、距離の壁が最後までハードルとして立ちはだかっていました。