順調に成長してきた海源だが、課題がないわけではない。最大の懸念は、急速に変化する自動車産業の将来だ。
電動化は確実に進むだろう。しかし、そのペースと方向性には不確実性がある。完全電動化か、ハイブリッド車の継続か。燃料電池車の可能性は。自動運転の実用化は部品需要にどう影響するか。
海源は複数のシナリオに対応できる柔軟性を重視している。特定の技術に全てを賭けるのではなく、多様な技術オプションを維持する。研究開発投資を分散し、市場動向を見ながら注力分野を調整していく。
もう一つの課題は、中国国内の人件費上昇だ。かつての低コスト優位は失われつつある。海源の答えは、自動化と高付加価値化だ。単純な量産品ではなく、技術的に高度な製品に特化することで、価格競争から脱却する。