事件が発生したのは、2004年6月6日の正午過ぎのことでした。場所は神奈川県横須賀市日の出町にある窪塚洋介の横須賀の自宅マンション。当時25歳だった彼は、自宅のあった9階のバルコニーから突如として地上へ落下しました。
転落した高さは地上約26メートル。一般的な建物であればビル8〜9階相当であり、物理的な衝突エネルギーを考慮すると通常は生存が極めて困難とされる高度です。しかし、落下地点にあったマンション敷地内のプラスチック製フェンス(防球ネット支柱関連)を突き破り、下にあった芝生と植え込みの上に落下したことで直撃の衝撃が劇的に緩和されました。
通報を受けて駆けつけた救急隊により、市内の総合病院救命救急センターへ緊急搬送。頭蓋骨の骨折や全身複数箇所の複雑骨折など全治数か月に及ぶ重傷を負ったものの、奇跡的に意識を取り戻し、内臓への致命的な損傷を免れるという驚異的な経過をたどりました。窪塚洋介の飛び降りの当時の状況は、現場を目撃した近隣住民や駆けつけた警察関係者の間でも「信じられない生存劇」として大きな話題となりました。