『ドラクエ3』の被ダメージ計算式において、守備力は「(守備力 ÷ 2)ポイント」の物理ダメージをカットする仕様となっています。終盤の最強クラスの兜(「グレートヘルム」守備力35、「ふしぎなぼうし」守備力8など)と比較しても、般若の面が持つ「守備力255」という数値は完全に異次元の領域です。基礎守備力がゼロのキャラクターであっても、この仮面を装着するだけで約127ポイントもの物理ダメージを自動的に遮断します。
これにより、通常プレイであれば大打撃を受ける終盤の強敵やボスの通常打撃が、「一桁ダメージ」あるいは「ミス(ダメージ1)」へと激減します。文字通り、物理攻撃に対しては無敵に近い要塞と化すわけです。
しかし、その対価として課される代償が「装備中の常時混乱効果(メダパニ状態)」です。通常の4人パーティで勇者や戦士に装備させた場合、毎ターン味方に高威力の武器攻撃を振り回し、回復役の僧侶や魔法使いを一撃で薙ぎ倒すという大惨事を引き起こします。コマンド入力は一切受け付けず、アイテムの使用や回復呪文の指示も出せません。