「ヘアカラーや白髪染めをしているけれど大丈夫?」「パーマや縮毛矯正をかけた髪でも送れる?」という疑問を持つ方は少なくありません。実際のところ、多くの団体において髪色や年齢、性別、国籍による制限はありません。
医療用ウィッグを製造する過程では、全国から集まった多種多様な毛束を一度薬品処理(トリートメントや染色加工)にかけ、均一な黒髪・ダークブラウンへとトーンを統一します。そのため、以下のような状態であっても問題なく寄付を受け付けています。
- ヘアカラー・ブリーチ毛:日常的なカラーリングやハイライトが入っていても寄付対象。
- 白髪・グレイヘア:白髪交じりの毛束や、完全に白髪のみの髪でも受け入れ可能。
- パーマ・縮毛矯正毛:施術履歴があっても、極端な断裂がなければ問題なし。
- くせ毛・天然パーマ:薬品処理の工程でストレート加工が施されるため寄付可能。
唯一にして最大のNG条件は、「引っ張ると簡単に切れてしまうほどのハイダメージ毛」です。指で強く引っ張った際にプチプチと千切れてしまう極度のブリーチ毛や、経年劣化で強度が落ちた髪は、植毛処理に耐えられないためウィッグの素材として活用できません。また、「濡れたままの髪」は輸送中にカビや雑菌が繁殖し、他の髪の毛まで廃棄処分となってしまうため、完全に乾いた状態で束ねることが厳格なルールとなっています。