SNSやネット掲示板におけるユーザーの反応を分析すると、情報を受け取る側の心理がいかにして噂を増幅させたかが浮き彫りになります。
当時のSNS上の主な反応は、大きく3つのグループに分かれていました。
第一に、熱心なファン層からの「動画の更新がないのは怪我でもしたのか」「警察沙汰のデマを流されてかわいそう」といった心配と擁護の声です。日頃のパフォーマンスの難易度を知るファンほど、事件性ではなく体調や安全面を危惧していました。
第二に、ライト層やショート動画のタイムラインで偶然見かけた層からの「街中で逆立ちしてたら通報されて当然」「逮捕されてもおかしくない迷惑行為」という厳しい批判です。パフォーマンスの芸術性よりも、公共の場でのマナー違反に対する嫌悪感が先行した形です。
第三に、まとめサイトや切り抜きチャンネルを中心とする「【悲報】逆さhero、逮捕の全容がヤバすぎた!」といったセンセーショナリズムに乗っかる層です。再生回数とインプレッションの獲得のみを目的としたアカウントによって、事実無根のタイトルが量産され、検索エンジンのサジェスト汚染を引き起こしました。